【1月18日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは17日、第22節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は2-0でクイーンズ・パーク・レンジャーズ(Queens Park RangersQPR)に勝利した。

 ユナイテッドのルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は、期限付きで加入しているラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)に対し、自身の価値を証明するよう話していたが、ファルカオは早速それを実行に移す。

 前半13分、フアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)のクロスが入ると、ファルカオが絶好のポジションでボールを受けるが、これはQPRのGKロバート・グリーン(Robert Green)に阻まれた。

 前半終了後、ユナイテッドのサポーターがシステムを「4-4-2」に変更するよう合唱する中、ファン・ハール監督は、マタを下げマルアン・フェライニ(Marouane Fellaini)を投入。さらに、ジョニー・エヴァンズ(Jonny Evans)に代えて19歳のジェームズ・ウィルソン(James Wilson)をピッチに送り出すと、これが功を奏する。

 後半11分、アンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)のクロスにファルカオが頭で合わせてゴールを脅かすと、そのわずか2分後、ユナイテッドはついにゴールをこじ開けた。

 ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)のパス回しからアントニオ・バレンシア(Antonio Valencia)が切り返すと、これを受けたフェライニがシュートを蹴り込んだ。

 ユナイテッドは後半ロスタイムにウィルソンが追加点を挙げ、無失点で白星を手にした。

 ファン・ハール監督は、クラブの公式テレビMUTVに対し、「メンバーを代えて、前線のスピードとリズムを変えたかった。リスクを伴う変更だったが、2-0で勝てたのだから、われわれは勝利に値するプレーをしたということだ」と語っている。(c)AFP