【1月17日 AFP】米連邦最高裁判所は16日、同性婚の是非をめぐる訴訟を審理することを決定したと発表した。長年続いてきた同性婚をめぐる公民権問題について、歴史的な最終判断が下されることになる。

 連邦最高裁は、同性婚を禁じたオハイオ(Ohio)、ミシガン(Michigan)、テネシー(Tennessee)、ケンタッキー(Kentucky)の4州で起こされた訴訟の審理を4月に開始すると発表。

 審理で争点となるのは、州が合衆国憲法によって同性婚を認可することを義務付けられているかどうか、また、州外での同性婚を認知する義務があるかどうかの2点で、最高裁が州には義務があると判断した場合、同性婚は全米50州で合法となる。(c)AFP/Chantal VALERY