【1月16日 AFP】第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)は16日、グループDの試合が行われ、ヨルダンが5-1でパレスチナに大勝した。

 ヨルダンはハンザ・アルダルドゥール(Hamza Aldaradreh)が今大会初のハットトリックを達成し、グループ突破に望みをつないだ。

 アルダルドゥールが4得点の活躍をみせ、不名誉な未勝利記録を11で止めたヨルダンは、20日の試合にグループ突破の望みをつないだものの、グループDの最終戦は前回王者・日本と対戦するため、依然として厳しい状況に置かれている。

 ヨルダンは前半33分にユセフ・アハマド(Yousef Ahmad)のゴールで先制すると、立て続けにアルダルドゥールが追加点を挙げてリードを2点に広げた。

 アルダルドゥールは前半終了間際にこの日2得点目となるゴールを決めると、後半30分にはハットトリックを達成した。

 さらにアドレナリンが止まらないアルダルドゥールは、後半35分に至近距離からゴールを奪い、パレスチナを突き放した。

 しかし、パレスチナは後半40分にヤカ・フビーシャー(Jaka Hbaisha)がアジアカップで同国史上初となるゴールを決めて1点を返し、一矢を報いた。(c)AFP