【1月16日 AFP】英高級ファッションブランド「バーバリー(Burberry)」が発表した2014年10~12月期(第3四半期)の売上高は、前年同期比で増加したものの、主力市場である香港(Hong Kong)での業績は、昨年末に終結した大規模な民主派デモの影響により落ち込んだ。

 バーバリーの発表によると第3四半期の売上高は、前年同期比15%増の6億400万ポンド(約1065億円)だった。同社は「アジア太平洋地域は、パーセンテージで見ると低い1桁台の伸びにとどまった。従来なら利益率の高い市場である香港で若干のマイナスとなっており、主に香港での混乱が原因とみられる。一方中国本土と韓国では、同じ1桁台でも高めの伸びがみられた」と報告した。

 バーバリーは、アジア各地で祝われる「春節(旧正月、Lunar New Year)を含め、第4四半期内の機会」を最大限に生かしていく方針と述べた。(c)AFP