【1月15日 AFP】米当局は14日、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」に触発され首都ワシントン(Washington D.C.)の連邦議会議事堂への攻撃を企てたとされる男を逮捕した。同国の司法省と連邦捜査局(FBI)が明らかにした。

 逮捕されたのはクリストファー・コーネル(Christopher Cornell)容疑者(20)で、オハイオ(Ohio)州内で半自動式の銃器2丁と銃弾600発を購入したとされる。また司法省によれば、「米国の警官や公務員の殺害計画」に加え、暴力行為を目的とした銃器所持の疑いがもたれている。

 同容疑者は「Raheel Mahrus Ubaydah」の名前でツイッター(Twitter)のアカウントを開設し、その中でイスラム国を支持するコメントを投稿していたとされる。容疑者はまた、FBIの情報提供者に対して、計画の概要を説明するメッセージを送ったという。

 FBIの文書によると、コーネル容疑者は「パイプ爆弾を作り、連邦議会議事堂と周辺に仕掛けて爆発させた後に、銃器を使って職員らを撃ち殺す」計画を立てていると説明していたという。(c)AFP