【1月14日 AFP】都内に期間限定でオープンする世界最高峰のレストランの予約に当選した米国人女性が、39歳の誕生日のディナーを一緒に過ごす相手を募集中だ。

 レストラン「ノーマ（Noma）」はバレンタインデーまでの期間限定で、都内にオープンしている。予約には6万人が殺到。サンフランシスコ（San Francisco）在住で、モバイル業界の起業家ステファニー・ロベスキー（Stephanie Robesky）さんは、予約を取ることができた幸運な一人だった。しかも、予約の取れた日はロベスキーさんの誕生日だったという。

 だがロベスキーさんには今、特別な相手がいない。そこで自分のブログ「Nerdgirl.com」に、「デートの相手募集」の記事を投稿した。条件は、28～46歳の独身男性で、会話のスキルがあり、「見た目が良い」こと、そしてフォークとナイフを正しく使えることだ。

 ロベスキーさんによると13日までに300人以上から申し込みがあり、応募者はまだ増えそうだという。友人たちを集めて候補者リスト作りを手伝ってもらい、最終候補の3人をコーヒーに誘って、16日に食事相手を決定する予定だ。

 この「審査過程」の内容から、候補者はサンフランシスコ・エリア在住者に限られるとみられるが、食事相手として選ばれた場合、その男性は日本への旅費と宿泊費を自分で支払う必要がある。だが6万4900円（税・サービス料別）の食事の代金はロベスキーさんが支払うという。(c)AFP/Robert MACPHERSON