【1月14日 AFP】南米コロンビアで先週末に行われた、8歳の少女たちが露出度の高いビキニの水着で出場する「リトル・ミス・ソング(Little Miss Thong)」と名付けられた美人コンテストが、インターネット上で批判の的となっている。

 この美人コンテストは11日、同国北東部サンタンデル(Santander)州バルボサ(Barbosa)で、毎年恒例の「リオスアレス祭り(Festival del Rio Suarez)」の一環として開催された。

 だが地元当局は、同コンテストが児童買春を助長しているとの批判を否定。バルボサのロシオ・ガレアノ(Rocio Galeano)町長は地元ラジオ局に対し、コンテストは「親の許可と支援を常に受けてきた」と主張した。

 マイクロブログのツイッター(Twitter)上では、コンテストをめぐる議論が白熱している。コロンビアの家庭福祉機関の責任者、クリスティーナ・プラサス(Cristina Plazas)氏は「リトル・ミス・ソングは恥ずべき行いであり、少女たちの権利を完全に侵害している!なんて無責任でひどい親たちなのでしょう」とツイート。大会主催者やスポンサー、親たちに対する「適切な行動をとるため、弁護士たちと」協議していると述べた。(c)AFP