【1月14日 AFP】五輪ヨット競技でこれまでに4個の金メダルを獲得している英国のベン・エインズリー(Ben Ainslie)さん(37)がヨットで新婚旅行中にトラブルに見舞われ、英ヴァージン(Virgin)グループのリチャード・ブランソン(Richard Branson)会長に救助されていたことが分かった。エインズリーさんが13日、明らかにした。

 エインズリーさんはテレビ司会者のジョージー・トンプソン(Georgie Thompson)さん(37)と昨年12月に結婚し、英領バージン諸島にハネムーンに出掛けた。しかし、ブランソン会長が所有するネッカー島(Necker Island)付近を航行していたところ帆を巻き取る装置に問題が発生したため、救助を要請した。すると、ブランソン会長が自らのウォータースポーツチームのメンバーを派遣してくれたという。

 ヨットが暗礁に乗り上げ、難破する危険から救ってもらった夫妻は会長宅に招かれ、数日間そこで過ごした。

 エインズリーさんはスカイ・スポーツ・ニュース(Sky Sports News)に対し、「不運なことに、2人しか乗っていなかったヨットでマストに帆を巻き取る装置が故障し、私たちだけでは手に負えない状態になってしまった。でもネッカー島のすぐ近くにいた私たちは本当に幸運だった」と語った。救援にやって来たセーリング・センターのスタッフ2人とエインズリーさん夫妻は何とか状況を打開することに成功。その後ブランソン会長から電話があり、夫妻は夕食に招待されたという。

 エインズリーさんとブランソン会長は2008年、単胴船による大西洋横断の最短記録更新に挑戦したものの、強風と荒波でヨットが損傷し、記録更新を断念したことがあった。(c)AFP