【1月13日 AFP】テニス、アピア国際(2015 Apia International Sydney Tennis Tournament)は13日、オーストラリアのシドニー(Sydney)で男子シングルス1回戦が行われ、手首の手術を受けてから10か月ぶりの実戦復帰を果たしたファン・マルティン・デルポトロ(Juan Martin Del Potro、アルゼンチン)が、6-3、7-6でウクライナのセルジ・スタホフスキ(Sergiy Stakhovsky)を下した。

 2009年の全米オープン(The US Open Tennis Championships)覇者は、ツアー欠場により世界ランクを338位まで落としている。

 それでも元同4位のデルポトロは、初戦をストレートで突破し、次戦で第1シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)と対戦する。

 昨年3月に左手首の手術を受けたことを考えれば、再びこうしてコートに戻ってこれたことが、一番の喜びだとデルポトロは語る。

「素晴らしい瞬間だった。10か月ぶりの初戦にしては、良い出来だったと思う」

「サーブは良かった。フォアハンドには改善の余地がある。今後に期待が持てる結果だ」

「バックハンドと体の動きの向上に取り組まなくてはいけない。でも今は復帰を喜び、この瞬間を楽しみたい」

「しばらく家にいたから、すごく寂しかったよ。正直言うと、シーズンのこんなに早い段階で復帰できるとは思わなかった。本当にうれしいし幸せだ」

(c)AFP/Robert SMITH