【1月13日 AFP】2013-14シーズンのNBAファイナルを制したサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)が12日、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)のホワイトハウス(White House)を表敬訪問し、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領と面会した。

 オバマ大統領は、スパーズがこれまで経験した5度の優勝が、いずれも単年で終わったことを暗に示し、「連覇の秘策を知りたいのなら、私にコンタクトするといい」とおどけた。

 1990年以降、王座を6度獲得しているシカゴ・ブルズ (Chicago Bulls) の大ファンとして知られるオバマ大統領は、「ホワイトハウスでブルズ以外のチームを祝福するのは少しつらい気もする」としながらも、スパーズは「憎めないチーム」だと話している。

 38歳のティム・ダンカン(Tim Duncan)が率いるチームについて、オバマ大統領は「何と言っても、彼らはおじさんだ」とし、「おじさんにとっては見ていて気持ちが良いんだ。ティムはどこだ?ティムには白髪もある。他にも、白いものがちらほら出てきている選手が数人いるな。だから彼らのユニホームは黒とシルバーなのさ」と話した。

 自身の娘もバスケットボールのチームに所属するオバマ大統領は、女性コーチを入閣させ、外国人選手の才能を開花させたスパーズの功績を称えた。

 オバマ大統領が「バスケットボール界の国連だ」と評するスパーズには、フランス出身のトニー・パーカー(Tony Parker)とボリス・ディーオウ(Boris Diaw)、アルゼンチン出身のエマニュエル・ジノビリ(Emanuel Ginobili)、そしてイタリアやブラジル、オーストラリア、カナダ出身の選手が所属する。

 背番号1に「POTUS(米大統領)」と書かれたユニホームを受け取ったオバマ大統領は、「チャンスに恵まれなかった選手をチームの一員として迎え、輝かせている。そういう意味では、米国という国を体現している存在だ」とスパーズを評した。

 熱心なバスケットボールファンであるオバマ大統領は、2012-13シーズンにマイアミ・ヒート(Miami Heat)の前に屈してファイナル制覇を逃しながら、その翌シーズンに雪辱を果たしたスパーズがリーグに与えた影響を鋭く考察した一方、無口なグレッグ・ポポビッチ(Gregg Popovich)ヘッドコーチ(HC)に冗談を言うことを忘れなかった。

「コーチ。私のコメントに対して何か意見を言う義務はありませんので、ご安心ください」

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