【1月11日 AFP】14-15スペイン1部リーグは10日、第18節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)が3-0でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)に快勝した。

 リーグ首位のレアルは数的不利の戦いを余儀なくされたものの、本来の調子を取り戻し、2位との勝ち点差を暫定ながら4に広げた。

 アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に0-2で敗れた7日のスペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)5回戦でベンチスタートだったレアルのクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、この試合で先発メンバーに名を連ねた。

 するとロナウドは前半12分、右サイドにいたギャレス・ベイル(Gareth Bale)からのパスを左サイドで折り返し、ハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)の先制点を演出した。

 そして前半28分にベイルの直接FKが決まってリードを2点に広げたレアルだったが、後半8分にファビオ・コエントラン(Fabio Coentrao)が退場処分となり、数的不利な状態で残りの時間を戦うことになった。

 しかし、エスパニョールが数的優位を生かせずにいると、レアルは後半31分にナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')が追加点を奪い、リーグ優勝を争うライバルのFCバルセロナ(FC Barcelona)とアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)にプレッシャーをかけた。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は試合後、コエントランの退場処分について「理解できない判定だった」とコメントし、不満をあらわにしていた。

「それで試合が難しくなった。だけど、ありがたいことにチームの精神状態は良くなった」

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