【1月11日 AFP】第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)は10日、グループBの試合が行われ、中国が1-0でサウジアラビアに勝利した。

 中国は後半36分に于海(Yu Hai、ユー・ハイ)が決勝点を挙げ、サウジアラビアとの大会初戦を制した。

 中国とサウジアラビアの一戦は互角の展開となり、試合はそのまま引き分けに終わるかにみえたが、于海が約30メートルの距離から直接狙ったFKはボールの方向が変わり、サウジアラビアのGKワリード・アブドゥラー(Waleed Abdullah)を立ち往生させた。

 前半は中国が主導権を握ったものの、後半に入るとサウジアラビアが立ち直りをみせ、同14分には先制のチャンスを手にした。

 しかし、ナイフ・ハザジ(Naif Hazazi)の力のないPKは、中国のGK王大雷(Wang Dalei、ワン・ダレイ)に止められた。

 その後もサウジアラビアは何度も得点チャンスを作ったが、サーラム・アル・ドサリ(Salem Aldawsari)、ムスタファ・アル・バサース(Mustafa Albassas)がゴールを奪うことができず、決定力不足に泣いた。(c)AFP