【1月9日 AFP】男女テニスの四大大会(グランドスラム)今季初戦、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2015)の大会主催者は9日、大会の賞金総額を史上最高の4000万豪ドル(約39億円)、男女シングルスの優勝賞金を310万豪ドル(約3億円)に増額すると発表した。

 大会主催者によれば、賞金の増額は、今週5年半ぶりの安値を付けた豪ドルの下落を埋め合わせるためのものだという。

 オーストラリアテニス協会(Tennis Australia)のクレイグ・タイリー(Craig Tiley)会長は、「もちろん、十分な検討を重ねずに結論を出したわけではない」と話した。

「しかし、われわれは選手に対する責任を現在進行形で負っている。国際ツアーに参加する選手の収入と生活の質を支援したいという、強い決意を持っているんだ」

 全豪オープンの賞金額については、昨年も選手が賞金の増額を要求し、ボイコットもちらつかせたことを受けて、2013年の3000万豪ドルから3300万豪ドルに増額されていた。

 今回の増額によって、賞金総額は2007年大会の2000万豪ドルから倍増となり、1回戦で敗退しても3万4500豪ドル(約335万円)が受け取れることになる。

 全豪オープンは今月19日から2月1日にかけてメルボルンパーク(Melbourne Park)で開催され、男子ではグランドスラム優勝7度のノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)、女子ではシングルスでグランドスラム制覇通算18回を誇るセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)をはじめ、トッププレーヤーたちが参戦を予定している。(c)AFP