【1月9日 AFP】全米の映画・テレビ・音楽ファンの投票で選ばれる「第41回ピープルズ・チョイス賞(People’s Choice Awards)」の授賞式が7日、米カリフォルニア(California)州ロサンゼルス(Los Angels)で開催され、米人気アクション映画シリーズ『アイアンマン(Iron Man)』で主役を演じたロバート・ダウニー・Jr(Robert Downey Jr)が、映画男優賞とドラマ映画男優賞をダブル受賞した。

 映画『ハンガー・ゲーム(Hunger Games)』に出演したジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence)も映画女優賞とアクション映画女優賞をダブル受賞している。映画賞は、アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)が出演したディズニー(Disney)映画『マレフィセント(Maleficent)』に送られた。

 アクション映画賞には、近未来を舞台に10代の若者の闘いを描いた『ダイバージェント(Divergent)』が選ばれた。この映画で共演したシェイリーン・ウッドリー(Shailene Woodley)とテオ・ジェームズ(Theo James)は、映画デュオ賞を受賞している。

 テレビ部門では、米人気コメディードラマ「ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則(The Big Bang Theory)」が、テレビ賞を受賞した。

 音楽部門では、シンガー・ソングライターのエド・シーラン(Ed Sheeran)が男性アーティスト賞に、テイラー・スウィフト(Taylor Swift)が女性アーティスト賞に選ばれた。

 コメディ部門では、映画『21ジャンプストリート(21 Jump Street)』の続編『22ジャンプストリート(22 Jump Street)』がコメディー映画賞を、ベテラン俳優のアダム・サンドラ―(Adam Sandler)がコメディー男優賞を、映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(Bridesmaids)』に出演したメリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)がコメディー女優賞をそれぞれ受賞している。

 ピープルズ・チョイス賞は、業界関係者の投票で選ばれるアカデミー賞(Academy Awards)やグラミー賞(Grammy Awards)、外国人ジャーナリストによって選ばれるゴールデン・グローブ賞(Golden Globe Awards)などと異なり、一般視聴者からの投票で決まる。また米ハリウッド(Hollywood)の賞レース開幕を告げる華やかなイベントでもある。(c)AFP