【1月8日 AFP】ウガンダ軍は7日、同国の反政府武装勢力「神の抵抗軍(Lord's Resistance ArmyLRA)」幹部が投降し、現在米軍に身柄を拘束されていることを明らかにした。

 ウガンダ軍のパディ・アンクンダ(Paddy Ankunda)報道官によると、国際刑事裁判所(International Criminal CourtICC)が人道に対する罪や戦争犯罪の容疑で逮捕状を出しているLRAの司令官、ドミニク・オングウェン(Dominic Ongwen)容疑者が、中央アフリカで投降したという。

 オングウェン容疑者は、逃亡中のLRA最高指導者ジョゼフ・コニー(Joseph Kony)容疑者の側近の一人。LRAは、アフリカ中部5か国をまたぎ30年にわたり続けている武装蜂起で10万人以上を殺害し、6万人以上の子どもたちを拉致したとされている。

 オングウェン容疑者は、南スーダンとコンゴ民主共和国との国境に近い中央アフリカ南東部オボ(Obo)で拘束されているという。(c)AFP/Grace Matsiko