【1月7日 AFP】米ラスベガス(Las Vegas)で6日開幕した世界最大級の家電見本市「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics ShowCES)」で、仏ハイテク機器メーカー、パロット(Parrot)が、鉢植えの植物を最適の状態で管理することを手助けするスマート植木鉢「Smart Pot」を発表した。

 パロット社のバネッサ・ローリー(Vanessa Loury)広報担当はAFPの取材で、植木鉢に内蔵のセンサーで日光や土の湿度と温度、肥料のレベルをチェックすると説明。「植木鉢には水を貯めておくことが可能で水やりもする」と付け加えた。

 Smart Potは、パロット社の無料アプリ「Flower Power」をインストールしたスマートフォンやタブレット端末に日光や肥料の不足を通知する機能も搭載。利用者は、ハーブからマリフアナの原料となる大麻草まで、7000種超の植物に関する情報が収められた専門家監修のデータベースも利用できる。

 同社は一般の植木鉢で利用するセンサー「Flower Power」を2年前に発表しているが、今回発表したSmart Potは、このFlower Powerの技術に加え、水やり機能を搭載した植木鉢だ。(c)AFP