【1月7日 AFP】テニス男女混合国別対抗戦、第27回ホップマンカップ(Hopman Cup XXVII)は6日、オーストラリアのパース(Perth)で3日目が行われ、米国が1-2でカナダに敗れた。

 大会優勝候補の米国は、世界ランク1位のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams)が同6位のユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard)にストレートで敗れ、金星を献上した。

 セレーナは前日のイタリア戦でも、同12位のフラビア・ペネッタ(Flavia Pennetta)を相手に第1セットを落としたが、試合中にコーヒーを飲んでよみがえり、最後は勝利をものにした。

 しかし、この日はコーヒーのミラクルは起こらず、四大大会(グランドスラム)通算18勝の女王は、ブシャールが序盤2つのサービスゲームでダブルフォールトを5回犯したにもかかわらず、2-6、1-6で力なく敗れた。

 ラケットからミスばかりが流れ出た33歳のセレーナは、疲労感を訴え、3日にパースへ着いて以来、調子がまったく上がらないと話した。

 まだ時差ぼけが続いているのかと聞かれたセレーナは、「何が原因かは分からないけど、すごく疲れていて、変な感じ」と答えた。

「体が動かないし、エネルギーがない気がする。今の2000倍は良いプレーができるのにって思うと、少しもどかしい」

 しかしセレーナは、事態をさほど深刻にとらえているわけではなく、「うまい言い方が分からないけど、体ができてないわけじゃなくて、10キロ走ったって平気。原因を突き止めなきゃならないけど、次はもっと良いプレーができると思う」と話した。