カーンが襲撃受けたパキスタンの学校を訪問
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【12月30日 AFP】英国のボクサーであるアミール・カーン(Amir Khan)が29日、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban Pakistan、TTP)」の襲撃により、134人の子どもを含む150人が死亡した学校を訪れた。
パキスタンにルーツを持つWBCウェルター級世界王者は、同国史上最悪のテロ事件で被害を受けた北西部ペシャワル(Peshawar)の学校を再建すると約束していた。
校門に設置された慰霊碑に黙とうをささげたカーンは、治安に懸念があるとしても、市内各地を訪問したいと話した。
「パキスタンに来たのは、ペシャワルにいる子どもや親族を訪ね、子どもたちが学校に戻る自信を取り戻させるためだ」
「僕の心は、子どもを失った親や親族と共にある」
世界を震撼(しんかん)させた事件後、パキスタンの政治家や軍事関係者は、テロ対策強化計画を打ち出している。
28歳のカーンは、国中が一致団結する必要があると呼びかけている。
「テロを撲滅しなければいけない。軍部と国民の協力があれば、それは実現可能だ」
カーンは、国内の数都市で子どもたちのために「アミール・カーン・アカデミー」を設立するという。基金を通じて、健康と教育面で子どもたちを支援していきたいとしている。
また先週には、学校再建の資金を調達するため、4万5000ドル(約540万円)のトランクスをオークションに出品することを明かした。
ウエストバンド部分に24金の金糸を使った豪華なトランクスをはいたカーンは、今月行われたWBC世界ウェルター級シルバー王座決定戦で、米国のデボン・アレキサンダー(Devon Alexander)を下している。(c)AFP