【12月29日 AFP】サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏が率いるマイアミ・ベッカム・ユナイテッド(Miami Beckham United)グループは、米メジャーリーグサッカー(MLS)のチーム発足に向けたスタジアム建設の契約締結活動が滞っている。しかしながら交渉責任者は28日、地元紙の記事の中で、それについては楽観的にとらえていると明かした。

 マイアミ・ヘラルド(Miami Herald)紙によれば、同グループは新スタジアム建設地の決定に向け、約1年間地元と合意できていないものの、マイアミ(Miami)に新チームを置くことに自信を持ち続けているという。

 ベッカム氏の不動産アドバイザーで、交渉責任者のジョン・アルスクラー(John Alschuler)氏は同紙に対し、「この数か月でわれわれは非常に有意義に、大きく前進した。来年3月頃までにははいくつか前向きな発表が行えると楽観している」と電子メールで答えている。

 ベッカム氏は、マイアミの中心部にスタジアムを建設したがっているものの、建築の許可を得られずにいる。6月にはウオーターフロントでの許可を手にすることができず、同グループはそれ以降鳴りを潜めている。(c)AFP