【12月31日 AFP】2014年に世界で起きた主な出来事。肩書き、年齢は当時。

■1月

- 20日:中央アフリカ:カトリーヌ・サンバパンザ(Catherine Samba-Panza)氏が暫定大統領に選出される。

■2月

- 18日:ウクライナ:首都キエフ(Kiev)の独立広場(Independence Square)にある反政権デモの最大拠点で機動隊とデモ隊が衝突、100人以上が死亡した。ビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych)大統領はロシアに逃亡。5月25日、親欧米のペトロ・ポロシェンコ(Petro Poroshenko)氏が大統領に選出された。

- 21日:イタリア:マッテオ・レンツィ(Matteo Renzi)氏(39)が欧州連合(EU)加盟国内で最年少の首相に就任。

■3月

- 8日:マレーシア:乗客乗員239人を乗せてマレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)から北京(Beijing)へ向かったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便が消息を絶つ。大規模な捜索活動にもかかわらず、機体はいまだに発見されていない。

- 16日:ウクライナ:クリミア(Crimea)で行われた住民投票でロシアへの編入が支持される。4日後、ロシアがクリミアを併合。ロシアと欧米の関係は冷戦以降最悪に。4月にはロシア語を話す住民の多いウクライナ東部で分離独立を求める内乱が起きる。国連(UN)によるとこれまでに4600人以上が死亡した。12月9日に停戦が発効したが、和平協議は暗礁に乗り上げている。

■4月

- 14日:ナイジェリア:北東部で女子生徒276人が拉致される。57人が脱走したが219人は今も安否不明。イスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」が犯行声明を出した。

- 16日:韓国:乗客乗員476人を乗せた旅客船セウォル(Sewol)号が沈没、高校生250人を含む304人が死亡した。11月、船長に懲役36年の実刑判決が言い渡された。

- 27日:バチカン:ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王が、故ヨハネ・パウロ2世(John Paul II、在位1978~2005年)と故ヨハネ23世(John XXIII、同1958~63年)の2法王を「聖人」とした。