【12月25日 AFP】ボクシング、WBCウェルター級世界王者のアミール・カーン(Amir Khan、英国)が24日、「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban PakistanTTP)」の襲撃により150人の死者が出た学校の再建を支援すると誓った。

 パキスタン系英国人のカーンは、被害者とその家族への仲間意識からパキスタンを訪問した。イスラマバード(Islamabad)で行われた記者会見でカーンは、「ペシャワル(Peshawar)で起きたことは本当に恐ろしく、不快なことです。自分自身は最近父親になりましたが、罪のない子どもたちの家族の思いは想像を絶するものです」と語った。

 先週、ペシャワルにあるパキスタン陸軍運営の学校が重装備したTTPのメンバーにより襲撃を受け、134人の子どもを含む150人が死亡した。全世界を揺るがした事件を受け、28歳のカーンは支援のためにできることをすると固く誓った。

「パキスタン政府と関係者に対して、損傷した学校の再建と、テロ攻撃に対する支援を申し出る用意が整っています」

 またカーンは、国内の数都市で子どもたちに向けた「アミール・カーン・アカデミー」を設立することを明かした。基金を通して、健康と教育面で子どもたちを支援していくという。

 先週、カーンは学校再建のための資金を調達するため、4万5000ドル(約540万円)のボクサートランクスをオークションに出品することを明かしていた。

 ウエストバンド部分に24金の金糸を使った豪華なトランクスをはいたカーンは、同級シルバー王座決定戦でデボン・アレキサンダー(Devon Alexander、米国)を下している。(c)AFP