PSG、本拠地で引き分け首位奪取ならず
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【12月21日 AFP】14-15フランス・リーグ1は20日、第19節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)はモンペリエ(Montpellier HSC)と0-0で引き分けた。
PSGは決定力を欠き、本拠地でスコアレスドローに終わった。この結果、リーグ1はPSGのライバル、オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が首位で新年を迎える可能性が高まった。
マルセイユは得失点差で現在首位に立っており、21日には本拠地でのリール(Lille OSC)戦を控えている。
また、敵地でボルドー(FC Girondins de Bordeaux)と対戦するオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)にも、マルセイユが取りこぼした場合は逆転での首位ターンの可能性がある。
そのなかでPSGは、またしても重圧のかかる状況で結果を残せなかった。
今週行われたフランスリーグ杯(French League Cup14-15)では、2部のアジャクシオ(Ajaccio AC)に3-1で何とか勝利したPSGだが、その前は欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)でFCバルセロナ(FC Barcelona)、リーグ戦でギャンガン(En Avant de Guingamp)に敗れ、公式戦で連敗を喫していた。
PSGのローラン・ブラン(Laurent Blanc)監督は、「ギャンガン戦、そしてモンペリエ戦と最近2試合の結果にはがっかりしている。2試合で勝ち点1はあまりにも少ない。もう少し取れていれば、満足なシーズン前半だと言えたのだが」と話した。
「今シーズンは開幕からリズムのない試合が多く、今日もまた、そうした面がはっきり出てしまった」
「シーズンを通して、中盤での激しさが足りない点が響いている。確かに以前からチャンスは多くなかったが、このところはほとんどない。今のわれわれには攻撃の鋭さがない」
(c)AFP