【12月18日 Relaxnews】旅行サイトが今月行ったアンケートで、欧州最古の歴史を持つフランス・ストラスブール(Strasbourg)のクリスマスマーケットが、2年連続で「欧州最高のクリスマスマーケット」に選ばれた。

 ドイツとの国境に近い仏アルザス(Alsace)地方の中心都市ストラスブールは、「ノエル(フランス語でクリスマスの意)の聖地」を自負する。旅行サイト「ヨーロピアン・ベスト・デスティネーションズ(Europeanbestdestinations.com)」が10日間にわたって行った今回のアンケートでは、83か国・7万1622人の回答者の約4分の1に相当する1万6759人が、ストラスブールのクリスマスマーケットを「欧州一」と評価した。

 ストラスブールでは毎年クリスマスシーズンに野外フェスティバルを開催しており、その伝統は1570年にまでさかのぼる。中でも、クリスマスマーケットの規模と多彩さは圧巻だ。1か月間にわたり、「シャレー」と呼ばれる山小屋風の売店が市内11か所に300軒も立ち並ぶ。

 また、街じゅうを総全長数百キロにも上る電飾や装飾が彩り、子ども向けのイベントや、500以上のコンサートや催し物、ショーが開かれる。

「ヨーロピアン・ベスト・デスティネーションズ」による欧州のクリスマースマーケット・トップ10は以下の通り。

1位 ストラスブール、フランス
2位 アーヘン(Aachen)、ドイツ
3位 ウィーン(Vienna)、オーストリア
4位 ニュルンベルク(Nuremberg)、ドイツ
5位 リール(Lille)、フランス
6位 ドレスデン(Dresden)、ドイツ
7位 ブリュッセル(Brussels)、ベルギー
8位 ケルン(Cologne)、ドイツ
9位 マンチェスター(Manchester)、英国
10位 プラハ(Prague)、チェコ

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