【12月16日 AFP】映画製作大手ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(Sony Pictures Entertainment)を標的としたサイバー攻撃により多数の社内情報が流出した問題で、犯行声明を出しているハッカー集団が、同社に向け「クリスマスの贈り物を準備している」とする声明を発表した。

Guardians of PeaceGOP、平和の守護者たち)」と呼ばれるこのハッカー集団は、ウェブサイト「pastebin.com」に14日に投稿された声明で、「この贈り物は、さらに大量のデータで、もっと面白いものになる。皆さんをもっと喜ばせ、ソニー・ピクチャーズを最悪の状態へと陥れるだろう」と述べている。

 同集団は、ソニー・ピクチャーズに対し、クリスマス当日の12月25日に公開予定の新作コメディー映画『The Interview(ザ・インタビュー)』の公開中止を要求していた。同作品では、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)第1書記の暗殺を企てる米中央情報局(CIA)の架空の作戦が描かれている。

 この問題では、11月24日に発生したサイバー攻撃により、ソニー・ピクチャーズに損害を与えるような多数の社内情報が流出した。この事態を受け、同社は今月15日、米ロサンゼルス(Los Angeles)で社内会議を開催。同社の情報筋によると、マイケル・リントン(Michael Lynton)会長兼最高経営責任者(CEO)は社員らに対し「わが社はこれによって撃沈はしない」「会社の将来について心配する必要はない」と呼びかけたという。(c)AFP/Veronique DUPONT