【12月16日 AFP】脱税で有罪となったバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のウリ・ヘーネス(Uli Hoeness)元会長を脅していたとされる51歳の男が、15日の公判でその事実を認めた。

 男はヘーネス氏に対し、要求額を支払わなければ、刑務所内での生活が「楽なものではなくなる」という内容が書かれた脅迫状を送りつけたという。

 ヘーネス氏が収監される前の5月、21万5000ユーロ(約3100万円)を要求する脅迫状は、「ミスターX」の署名と共に同氏の自宅に送られ、夫人がすぐさま警察に通報したという。

 男には懲役刑の言い渡しを受けた前科があり、脅迫状の中で、自身が刑務所内でのヘーネス氏の生活に「大きな影響」を与えられると述べていた。

 裁判所の担当者は、「被告は金銭的な事情から犯行に及んだようです」と話しており、男がヘーネス氏の刑期に不満を感じていることを明かした。

 16日に下される判決で、男には最大5年の懲役刑が言い渡される。

 ヘーネス氏は数か月前、長年のめりこんでいた株のギャンブルや外国為替などで稼いだ財産をスイスの銀行口座に隠していることを認め、禁錮3年6月を言い渡された。

 脅迫状の件については、男が自供しているため、ヘーネス氏と夫人の証言は求められないという。(c)AFP