■将来はファミリーイベントに?

 主催者側は今年、ルール違反には断固とした対応をすると宣言。1万5000~2万人と見込まれた参加者に、穏やかな祝祭ムードの中でイベントを楽しむよう呼び掛けた。

「正直な話、楽しいからといって昼前に酔っぱらってしまうのはどうかと思うよね」と、ある参加者の男性はAFPの取材に笑って話した。「ぐでんぐでんのサンタたちが夜中にけんかする動画をたくさん見たけど、あれはもうサンタコンじゃない。ただのばか者集団だよ」

 逮捕者が出ないようイベントの進行を注意深く見守っていたシーゲル弁護士によれば、警察と主催者側は12日に会合を持ち、やっても良いこと、やってはならないことを話し合って決めたそうだ。

「ここは米国だ。人々が公道を歩くのを禁止することなどできない」とシーゲル氏。「参加者たちが私の提案にきちんと耳を傾けてくれることを願うばかりだ」

 ニューヨーク市警には、交通を阻害したり、屋外で飲酒やけんか、放尿に及んだりした者を逮捕する権限が与えられている。

 シーゲル氏は来年以降、サンタコンでパレードを開催し恒例化して、数年後には子ども連れの家族が参加してホリデーシーズンを祝えるイベントにしたいとの理想を語った。「そうすれば、市当局もこのイベントを活用できるようになるだろう」

「かなう夢かもしれないし、幻想にすぎないかもしれない。でも、ぜひ挑戦して実現を目指したい」 (c)AFP/Jennie MATTHEW