渦中の医師がアスタナの選手との面会疑惑を一蹴
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【12月10日 AFP】ランス・アームストロング(Lance Armstrong)氏らトップアスリートの禁止薬物使用に関わったとして、自転車界から永久追放されたミケーレ・フェラーリ(Michele Ferrari)医師が、アスタナ(Astana Pro Team)の選手と会っていたのではないかという疑惑を一蹴した。
8日付の伊ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)紙は、検知されないドーピング方法をアスリートに教えていたことで知られるフェラーリ氏が、2014ツール・ド・フランス(2014 Tour de France)覇者のヴィンセンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali、イタリア)が所属するアスタナのキャンプ地で、数人の選手と会っていたと報じた。
自身のウェブサイトで、フェラーリ氏は「数年前まで」アスタナと関わりがあったことを認めながらも、昨年11月にキャンプ地の伊モンテカティーニ・テルメ(Montecatini Terme)で選手と会ったことは否定した。
「気は進まないが、昨年11月に私がアスタナのトレーニングキャンプ地であるモンテカティーニにいたというメディアの低レベルなたわ言を、今一度否定しなければいけないだろう」
「正確に覚えている。1994年、有名なワッフルを食べにその街へ行った」
「『フェラーリの黒い影』といううわさ話は完全な言いがかりで、それを報じた機関は、しかるべき場所で説明すべきだ。チームが受けた損害に対し、相応の賠償金を払うことになると思うよ」
フェラーリ氏は同時に、この報道がアスタナのワールドツアーライセンス獲得に影響することはほとんどないだろうとし、「数年前までは、アレクサンドル・ヴィノクロフ(Alexandre Vinokourov)を含むアスタナの選手数人の面倒をみていたが、秘密は何もないし、隠そうともしなかった。他のアスリートに囲まれながら、お日様の下で堂々とトレーニングに参加しただけだ」と述べている。
しかし8日の報道によれば、2010年にフェラーリ氏のドーピング関与や金銭活動の調査を開始した伊パドバ(Padua)の検察が、重要な証拠を握っているという。(c)AFP/Justin DAVIS