【12月4日 AFP】14-15イングランド・プレミアリーグは3日、第14節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)が1-0でサウサンプトン(Southampton FC)に勝利した。

 アーセナルは終盤にアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が挙げた決勝点でトップ4入りのライバルに勝利し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場権が得られる4位まで勝ち点2差の位置を保った。

 後半44分にアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)の折り返しから、チリ代表のサンチェスが今季公式戦14得点目を決めると、本拠地エミレーツ・スタジアム(Emirates Stadium)に充満していたフラストレーションを解消させた。

 一方、スーパーセーブを連発してアーセナルのダニー・ウェルベック(Danny Welbeck)、交代出場したオリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)を無得点に抑えたサウサンプトンの守護神フレーザー・フォースター(Fraser Forster)にとっては、残酷な結末となった。

 最後の最後で勝利をつかんだアーセナルは、4位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と勝ち点2差の6位を守っている。対するサウサンプトンは、順位こそ3位と変わらないがリーグ戦連敗となった。

 11月30日に行われた前節のマンチェスター・シティ(Manchester City)戦に続いて連敗を喫したことで、サウサンプトンはリーグ4位以内の確保に向け、徐々にロナルド・クーマン(Ronald Koeman)監督にかかる重圧が増しつつある。

 序盤の躍進は、結局は無駄になってしまうのだろうか。それともこれは、一時的な停滞にすぎないのだろうか。(c)AFP/Phil CADDEN