【12月1日 AFP】コーヒー大手のネスレ日本(Nestle Japan)は1日、都内の家電量販店で、感情認識機能を搭載したソフトバンク(SoftBank)の人型ロボット「Pepper(ペッパー)」がコーヒーマシンを売り込むイベントを開催した。

 ソフトバンクによれば、自然な会話の70~80%を理解でき、膨大な会話データベースから返事をくれるというPepper。イベントでは、Pepperが「コーヒーを飲むタイミングは、朝目覚めたとき? 食後?」などとフリーアナウンサーの内田恭子(Kyoko Uchida)さんに質問する様子が見られた。

 ネスレ日本とソフトバンクの共同声明によると、Pepperは接客相手との会話を通じて相手のニーズを把握することでコーヒーマシンの販売促進に貢献するという。ネスレは今後、国内の家電量販店など1000店舗にPepperを店員として導入する計画だ。(c)AFP