【12月1日 AFP】(一部更新)韓国・ソウル(Seoul)南方にある在韓米軍の烏山空軍基地(US Osan Air Force Base)が1日、基地内の高校で発砲事件が発生したとの情報を受けて一時閉鎖された。同基地に駐留する第51戦闘航空団(51st Fighter Wing)によると、閉鎖措置は基地全体に及び、基地内には防御線が敷かれ治安部隊が展開したが、けが人や不審な活動は見つからず、閉鎖は間もなく解除された。

 発砲があったとされるモーガン・ニュージェント(Morgan Nugent)高校の校長は声明で、基地閉鎖はいたずら電話に対する予防措置だった可能性を示唆している。同高校によると、銃乱射事件の訓練が行われると語る機械音声のような声の電話を、教師の1人が受けた。だが校内でそのような訓練を行う予定はなかったため、念のため校内を閉鎖したという。安全が確認され次第、授業を再開するとしている。(c)AFP