頭突きのブランドンに禁錮1月の実刑
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■ブランドン側は「逆上してしまっただけ」と主張
事件は8月16日、PSGの本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)で発生し、ブランドンがモッタに頭突きをした後、バスティアの控室に逃走する様子をスタジアム内の監視カメラがとらえていた。モッタはこの一件で鼻の骨を折っている。
ブランドンには無罪が確定したものの、2012年に女性に対する暴行容疑をかけられたことがあった。そしてブランドン本人によれば、モッタが試合中に何度もその件を持ち出し、侮辱したことが今回の事件の原因になったという。
ブランドンは、「腹を割って話をしようと思っていたが、瞬間的にカッとなり、逆上してしまった」だけで、計画的な行動ではなかったと主張している。
ブランドンの弁護を担当するオリヴィエ・マルタン(Olivier Martin)氏は、判決に「少し驚いた」と話しつつ、「発生当初からの流れ、つまり過熱気味の傾向に沿ったものだ」との見解を示している。
マルタン弁護士は、ブランドンはモッタの侮辱によって「我を失った」状態にあり、「ティアゴ・モッタが心理的な刃を突きつけた結果、あの頭突きがあった。それが現実だ」と主張した。
マルタン弁護士によると、ブランドンは「すでにメディアで、また規律委員会による処分という形で、十分に罪を償っている」としている。フランス・プロサッカーリーグ連盟(LFP)から6か月の出場停止処分を科されているブランドンは、2月まで試合に出場できない。
一方、検察側はブランドンの行動が計画的なものであり、事件が起こる前の段階で、暴力を示唆するような脅迫をしていたと指摘した。
被害に遭ったモッタは警察に対し、「ピッチで彼(ブランドン)から、後で待ってるぞと言われたけど、まさか本当にあんなことをするとは思わなかった」と話した。モッタとPSGは、どちらもブランドンを告発してはいない。(c)AFP