【11月27日 Relaxnews】世界的権威を誇るホテルとレストランの会員組織「ルレ・エ・シャトー(Relais et Chateaux)」は、フランスから7店、日本と中国からそれぞれ3店、さらにインド、カナダ、米国のホテルやレストランなど、合計36店を新たに会員に加えた。

 新会員の追加は、このほど仏パリ(Paris)で開催された同組織の60周年を記念する会合で発表された。今回の追加の前から、すでに64か国の520のホテルが加盟している同組織はその存在感をさらに世界中に拡大する形となった。

 ルレ・エ・シャトーは、ミシュラン(Michelin)のように、ホテルとレストラン業界の基準であることを自負している。会員の多くは、世界の田園地域などに所在している城や領主の邸宅といった歴史的建造物を利用したホテルとレストラン。

 ホテルは、その魅力や特徴、地元の料理などの要素に基づいて認定される。

 最新のルレ・エ・シャトーのガイドには、フランス・オートサボア(Haute-Savoie)県の海抜1650メートルの山間にある、モンブラン(Mont Blanc)をいただく、フレンチのスターシェフ、マーク・ベラ(Marc Veyrat)氏のラ・メゾン・デ・ボワ(La Maison des Bois)など、フランスからは最多7つのホテルやレストランが新たに加わった。

 他の注目すべき新たなホテル・レストラン会員は、パリのピエール・ガニェール(Pierre Gagnaire)氏のレストランや、カナダ・ブリティッシュコロンビア(British Columbia)州のクラークワット・ウィルダネス・リゾート(Clayoquot Wilderness Resort)、英国のハートウェル・ハウス(Hartwell House)、栃木県宇都宮市のオトワレストラン(Otowa Restaurant)、中国南京(Nanjing)の頤和公館(Yihe Mansions)など。

 新会員の完全なリストは http://bit.ly/1xHBIuO で見ることができる。

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