【11月26日 AFP】エボラ出血熱が猛威を振るっているシエラレオネ東部のケネマ(Kenema)で25日、危険手当の未払いに抗議して1日間の時限ストを行っていた埋葬作業員らが、エボラ熱の犠牲者の遺体を霊安室から持ち出して路上に放置する騒ぎがあった。関与した作業員らは解雇された。

 作業員らは少なくとも12体の遺体をケネマの公立病院周辺に放置。当局や目撃者によると、病院の複数の幹部の事務所前にも数体の遺体が遺棄された。これらの遺体がどの程度の時間にわたって放置されていたかは不明。

 エボラウイルスは体液を通じて感染し、感染の危険性は死後間もない遺体で特に高い。シエラレオネでは今年5月に隣国ギニアから東部にエボラ出血熱が広がり、ケネマは一時、流行の中心地になっていた。シエラレオネではこれまでに1200人以上がエボラ熱で死亡している。(c)AFP/Rod MACJOHNSON