【11月25日 AFP】イタリア保健省は24日、西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱患者の治療にあたっていたイタリア人医師がエボラウイルスに感染し、治療のため帰国の途に就いたことを明らかにした。

 イタリア人としては初のエボラ熱感染者となったこの医師は、24日夜から25日朝の間にローマ(Rome)に到着し、同市内にあるラッツァロ・スパランツァーニ(Lazzaro Spallanzani)国立感染症研究所に移送される予定だという。

 この医師は慈善団体「エマージェンシー(Emergency)」の一員として、シエラレオネで医療活動を行っていた。(c)AFP