【11月17日 AFP】来年1月の第16回アジアカップ(2015 AFC Asian Cup)での対戦の可能性を控える中、18日に日本とオーストラリアが大阪で対戦する。

 日本のハビエル・アギーレ(Javier Aguirre)監督は、就任3か月を経ていまだにチームの形を模索している状況で、不調もあいまって、形としての今年最後の代表戦というものではなく、サッカールーズ(Socceroos、オーストラリア代表の愛称)に打ち勝つというさらなるプレッシャーにさらされる試合となる。

 2011年のアジア杯決勝でオーストラリアを下して優勝した日本は、14日の親善試合でホンジュラスに6-0で勝利し、指揮官にかかる重圧をいくらか和らげたが、相手チームのプレーぶりは厄介と言えるものではなかった。

 アギーレ監督は、思ったほどの影響を残すことのできなかったチームへのてこ入れを断念し、代表の最多出場記録を持つ遠藤保仁(Yasuhito Endo)と内田篤人(Atsuto Uchida)を復帰させざるを得なくなった。

 一方で、指揮官から再び主将の役目を与えられた長谷部誠(Makoto Hasebe)は記者陣に対し、「監督は古株を戻したがった。ただ、僕らは経験を持ち合わせているのだから、ミスは許されないと言われた」とコメントしている。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)後にアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)前監督の後を継いでから奇妙なメンバーを招集して、奇妙な戦術を採用しているアギーレ監督の厳しい言葉には、何の皮肉も込められていない。

 ホンジュラス戦を前に、アギーレ監督の指揮の下、ブラジル戦ではネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)に4得点を許して0-4で敗れるなど、日本はジャマイカ戦での幸運な白星による1勝しか挙げられていなかった。

 来年1月9日に開幕するアジア杯開催国のオーストラリアとの対戦は、ホンジュラス戦よりことさら厳しいものになる。

 W杯終了後は招集を受けていなかったものの、代表チームの最多出場記録を147試合に伸ばした遠藤が入ったホンジュラス戦の日本は、はるかにバランスが取れていた。

 遠藤は「しっかりとトレーニングできてますし、ホンジュラス戦で築いたものにオーストラリア戦で上積みして、本大会につなげていきたい。勝てばアジア杯に向けて勢いをつけられる」とコメントしている。(c)AFP