【11月17日 AFP】トルコ1部リーグ、ゲンチレルビルリ(Genclerbirligi)のイルハン・チャヴチャヴ(Ilhan Cavcav)会長は、ひげを伸ばした選手がイスラム学校の生徒のように見えると指摘し、このような選手に罰金を科す新たなルールを設けた。

 チャヴチャヴ会長は、トルコの通信社ドーガン(Dogan)に対し、「私は80歳だが、毎日ひげをそっている」と話し、「ここはイマーム(指導者)の学校か?スポーツマンだろ。青少年のお手本にならなければいけないはずだ」と選手について苦言を呈した。

 ゲンチレルビルリは、ひげを伸ばしたままピッチに立った選手に対し、罰金2万5000リラ(約130万円)を科すとしている。

 また、「悪いお手本」としてベシクタシュ(Besiktas)のスラベン・ビリッチ(Slaven Bilic)監督と、同クラブのオルカイ・シャハン(Olcay Sahan)の名前を挙げている。

 フェネルバフチェ(Fenerbahce)のGKヴォルカン・デミレル(Volkan Demirel)も、あご全体にひげを生やした選手の代表格だ。

 チャヴチャヴ会長は、トルコサッカー連盟(TFF)のイルディリム・ダミロレン(Yildirim Demiroren)会長に対し、サッカー選手がひげを伸ばすことを全国的にやめさせるべきだと提言しているという。

「欧州サッカー連盟(UEFA)の許可が下りないため、そのような規則は設けられないと言われたよ。UEFAにはうんざりだ。他にサッカーができる場所があれば良かったのに」

 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は、イマーム養成学校を卒業しており、トルコ政府が社会をイスラム色の濃いものにしようとしているとの批判もある。(c)AFP