【11月15日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2014)は14日、英ロンドン(London)のO2アリーナ(O2 Arena)で6日目が行われ、大会第3シードのスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)は6-3、4-6、6-3で第8シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を下し、準決勝進出を決めた。

 複雑な計算を用いたグループ内の順位決定方法を受け、ワウリンカはこの試合でチリッチから3ゲームを奪いさえすればグループAの2位の座を手にすることが確定していた。

 全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)覇者のワウリンカは時間を無駄にすることなく、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)王者のチリッチから序盤の4ゲームで3ゲームを奪うと、最終的には大会2勝目を挙げた。

 2年連続の4強入りを決めたワウリンカは、15日に行われる準決勝で同胞のロジャー・フェデラー(Roger Federer)と対戦する。(c)AFP