【11月14日 AFP】米SNSフェイスブック(Facebook)は13日、同サイトで扱われる個人情報について利用者らがより簡単に理解・管理できるよう改定することを明らかにした。

 改定には、投稿の削除や特定ユーザーのブロックの方法をアニメや動画を使って利用者に説明する「privacy basics」の開設も含まれている。今回の改定について同社プライバシー担当のエリン・イーガン(Erin Egan)氏は、個人情報の保護をめぐる利用者および規制当局の懸念に応えるためとしている。

 フェイスブックはさらに、米国内で試験的に導入されている「購入」ボタン利用の際に収集される情報をわかりやすく説明する目的でデータポリシーを見直すとしている。同社ポリシーでは、買い物や寄付などで同社のサービスを利用するとその情報が収集されるとしている。

 イーガン氏によると、フェイスブックの新たな広告にはプロフィル機能が組み込まれており、金銭取引の際に集められた情報にターゲット広告で利用可能な情報が含まれている場合、それが何かを把握することができるとされ、その情報を削除することも可能となっているという。

 フェイスブックの担当者はAFPに対し、「利用者がそれ(情報)をオフにできることを確認したかった」「オプトアウトできる方法や場所を変えようとしている訳ではありません」と語っている。(c)AFP/Glenn CHAPMAN