【11月13日 AFP】ドイツメディアは12日、サッカー元ドイツ代表GKのティム・ヴィーゼ(Tim Wiese)氏が、15日に開催される米プロレスリング団体WWEの大会でデビューを果たすと報じた。

 ドイツ代表として6試合に出場した32歳のヴィーゼ氏は、2012年にドイツ・ブンデスリーガ1部のヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)から移籍した1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)で活躍することができず、今年9月に現役を引退し、その後は重量挙げに挑戦していた。

 2010年W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)に出場したドイツ代表のメンバーでもあるヴィーゼ氏は、ブレーメンでブンデスリーガ通算194試合に出場しているが、ホッフェンハイムでは監督の信頼を失い、リーグ戦に10試合しか出場できなかった。

 今年9月には体が大きくなったヴィーゼ氏の写真がネットに流出しており、独ビルト(Bild)紙は、15日にフランクフルト(Frankfurt)で開催されるWWEの大会でヴィーゼ氏がデビューを果たすと伝えた。

 現時点でヴィーゼ氏がリング上で戦うのか、それともエキシビションマッチの一部として登場するのかは不明となっている。

 ヴィーゼ氏は以前、WWEからオファーを受けて契約するかどうか考えていることをビルト紙に明かしており、「恐れるものはなにもない」とコメントしていた。(c)AFP