【11月10日 AFP】女子テニス、国別対抗戦フェドカップ(2014 Fed Cup)は9日、ワールドグループ1部の決勝が行われ、チェコが3連勝でドイツを下し、ここ4年で三度目となる優勝を飾った。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)覇者で、世界ランク4位のペトラ・クビトバ(Petra Kvitova)が、アンゲリク・ケルバー(Angelique Kerber)との約3時間に及んだフルセットを7-6、4-6、6-4で制し、母国に逆転不可能なリードを与えた。

 ドイツのユリア・ゲルゲス(Julia Goerge)/ザビーネ・リシキ(Sabine Lisicki)組が6-4、6-3でチェコのアンドレア・フラバコバ(Andrea Hlavackova)/ルーシー・フラデカ(Lucie Hradecka)組を退けたが、チェコは通算成績3-1でタイトルを手にしている。

 1975年から1988年にかけ、旧チェコスロバキアとして5度の優勝を飾っていたチェコは、クビトバを中心に2011年大会(2011 Fed Cup)と2012年大会(2012 Fed Cup)で優勝していた。(c)AFP/Jan FLEMR