【11月9日 AFP】14-15フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯(ISU Grand Prix of Figure Skating Cup of China 2014)は8日、上海オリエンタルスポーツセンター(The Shanghai Oriental Sports Center)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ロシアのエリザベータ・トゥクタミシェワ(Elizaveta Tuktamysheva)が合計196.60点で優勝した。

 トゥクタミシェワは、『サンドストーム(Sandstorm)』に乗せて5度の3回転ジャンプを含むFSを滑りきり、同胞のユリア・リプニツカヤ(Julia Lipnitskaia)の合計173.57点を上回ると、スケート・アメリカ(Skate America 2014)に続き好調を維持した。

 ISUチャレンジャーシリーズ(ISU Challenger Series in Figure Skating)など、今季はGPシリーズ以前に3つのタイトルを獲得していたトゥクタミシェワは、「コーチは厳しいスケジュールを提示してきましたが、それが必要だったのだと思います。長い休みがあったので、大会でエレメンツとプログラムを確認したかった。シーズン序盤の結果に満足しています」とコメントした。

 前日に20歳の誕生日を迎えた四大陸選手権(ISU Four Continents Figure Skating Championships 2014)覇者の村上佳菜子(Kanako Murakami)は、合計169.39点で3位に入っている。(c)AFP