【11月6日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は、引退時に自身が世界最高のサッカー選手の一人と見なされることになるだろうと語った。

 2013年の世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」に選出されたロナウドは5日、欧州リーグ内の得点王に贈られる欧州ゴールデンシュー賞を首位タイで受賞した。三度目の受賞となったロナウドは、来年1月に発表される「FIFAバロンドール」でこちらも三度目となる受賞の公算が高い。

 ロナウド自身はまだまだ長期にわたってトップレベルに立ち続けたままでいられると語り、サッカー史上の偉人に肩を並べることは確かだろうと自信をのぞかせた。

「いつでもベストでありたい。それに向けて毎日励んでいる」

「人が考えていることは尊重するし、僕は少しずつ自分の物語を紡いでいる。まだまだ道のりは長いし、キャリアに終止符を打ったときに、自分の記録が歴史上最高のものかどうかを確かめることができるだろう。そうなると僕は確信している」

 一方でロナウドは、2018年に切れる現在のレアルとの契約以降もマドリード(Madrid)にとどまり続ける可能性について語った。

「勝つことが一番好きだ。33歳までのレアル・マドリードとの契約を全うできることを願っているし、それから数年とどまれるかどうかは確かめてみよう」

 今季も好調を維持するロナウドは、公式戦16試合で22ゴールを挙げており、チームのリーグ戦首位と、欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)決勝トーナメント進出に貢献している。

 しかしながらロナウドは、現在のチームをクラブ史上最高のチームの一つに数えることに対しては、シーズンがまだ早い段階すぎると注意を促した。

「誰もが、このチームがレアル・マドリードがこれまで抱えた中で最高のチームだと言うけれど、それが分かるのはシーズンの終わりさ。もし何も勝ち取れなければ、そうはいかない」

「チームはしっかりプレーしている。新しいシステムを導入して、監督も自分のやっていることを把握している」

「個人的にはうまくいっている。最近も数ゴール決められているし、好調さ。こんな感じがシーズンの終わりまで続くことを願っている」

「ギャレス・ベイル(Gareth Bale)がけがから復帰して元気だし、僕らは成功できるだろう。改善していかなければならないところはあるけれど、リーグ戦、チャンピオンズリーグ、スペイン国王杯(Copa del Rey 2014-15)の重要なタイトル勝ち取ることを目指していく」

(c)AFP