【11月5日 AFP】(一部更新)米中間選挙と並行し行われた住民投票で首都ワシントン(Washington D.C.)では4日、嗜好用マリフアナの合法化が可決される見込みだ。

 インターネット上に発表されたワシントンの途中経過によると、賛成65%、反対28%と、賛成派が大きく上回っている。

 またオレゴン(Oregon)州でも賛成54%、反対46%で嗜好用マリフアナの合法化が可決された。

 さらにアラスカ(Alaska)州も途中経過の段階で、マリフアナの合法化賛成が52.6%と過半数を上回っている。

 一方、医療用マリフアナの合法化について住民投票を行ったフロリダ(Florida)州では否決される見込み。

 米国の連邦法では依然、マリフアナの消費、販売、所有は違法だが、一部または完全に合法化している州が約20州に達している。嗜好用のマリフアナ使用が合法化されているのはコロラド(Colorado)州、ワシントン(Washington)州の2州で、コロラド州では嗜好用マリフアナの販売も開始している。

 米中間選挙と並行して全米各地の大小の自治体では、同性婚の合法化から遺伝子組み換えに関する表示義務まで、様々な住民投票が行われた。(c)AFP