【11月3日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(BNP Paribas Masters 2014)は2日、シングルス決勝が行われ、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は6-2、6-3で第7シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)を下し、大会連覇を果たした。

 この試合で通算600勝目を飾った27歳のジョコビッチは、今季最後の世界ランク1位の確保に向け、同2位につけるロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)との差を広げている。

 一方、ラオニッチは敗れたものの、英ロンドン(London)で開催される今季最終戦、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2014)出場権を獲得している。

 2009年大会でパリ・マスターズ初優勝を飾っているジョコビッチは、ダビド・フェレール(David Ferrer、スペイン)に勝利した昨季に続き、大会連覇を達成した。

 セルビアの首都ベオグラード(Belgrade)出身のジョコビッチはまた、2年前にパリで敗北したのを最後に、インドアでの連勝を27試合に伸ばしている。

 エレナ(Jelena)夫人との間にステファン(Stefan)と名付けられた男の子が生まれたばかりのジョコビッチは、「父親になってから初めての大会で、信じられないような一週間だった。この勝利を妻と息子にささげるよ」とコメントした。

 ジョコビッチは現役選手のツアー通算勝利数で991勝のフェデラー、706勝のラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)、611勝のレイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt、オーストラリア)、602勝のフェレールに次いで歴代5位となっている。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)覇者のジョコビッチは、ATPワールドツアー・ファイナルを前に1500ポイントを獲得し、フェデラーとの差を1310ポイントに広げた。

 しかしながら、四大大会(グランドスラム)通算17勝を誇るフェデラーは、今月21日から仏リール(Lille)で始まる国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2014)決勝で、ポイントを伸ばす可能性がある。

 今季のATPワールドツアー・ファイナルには、男子のカナダ人選手として初めての出場権を獲得したラオニッチのほか、ジョコビッチ、フェデラー、スタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)、アンディ・マレー(Andy Murray、英国)、錦織圭(Kei Nishikori)、トマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)、そして全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)王者のマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)が出場する。(c)AFP/Greg FRASER