【11月2日 AFP】ケニア・ナイロビ(Nairobi)のケニヤッタ国立病院(Kenyatta National Hospital)で10月28日、エボラウイルスの感染が拡大したリベリアで活動中のケニア人医療関係者12人が近く帰国するのを前に、全身防護服を着用した感染制御科のスタッフが、感染者を密閉式移動ベッドに乗せ、ウイルスが外部に漏れるのを防ぐため負圧にした状態で運ぶ手順を確認した。

 エボラウイルスは西アフリカで猛威を振るい、これまでに4500人以上が死亡した。しかし、感染の拡大は5か国にとどまっており、ケニアでは今のところ感染者は確認されていない。(c)AFP