パッキャオ、2015年にメイウェザー戦実現を希望
発信地:香港
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■アルギエリを「軽視していない」
パッキャオは、11月23日にマカオ(Macau)で行われるアルギエリとのWBO世界ウェルター級王座防衛戦に向け、集中力を高めている。
以前、アルギエリを「まあまあ」の選手と評していたパッキャオは、今月プロバスケットボールデビューを飾るなど、余裕の様子を見せていた。
しかし、パッキャオは20勝0敗のアルギエリを軽視していることはないとし、自分よりも約10センチ長身のアルギエリを想定したトレーニングを行っていると話した。
「もちろんこの試合を軽視していることはない。彼のハングリー精神、若さ、闘争心を知っている。でも、絶対に勝たせない」
「KO勝ちは想定していない。それを考え始めると、自信過剰になって隙が生まれる。KOは起こるべくして起きる。でも、今集中しなければいけないことは、コンディションを100パーセントに持っていくように、負けん気や積極性を持ってトレーニングに臨むことだ」
パッキャオは、フィリピンからの移民が多い香港で、ファンの熱い歓迎に驚いたという。
「本当にうれしいよ。香港で多くのフィリピン人に会った。街中にこんなに人がいるとは思っていなかった」
「人々の応援とサポートは、本当に力になる。試合に向けてのインスピレーションと決意を与えてくれるね」
(c)AFP/Agnes BUN