【10月30日 AFP】米連邦準備理事会(Federal Reserve BoardFRB)は29日、6年にわたって実施してきた「量的緩和」の終了を決めた。

 2008年の世界金融危機を受けて始まった量的緩和は、米長期国債や住宅抵当証券などの資産買い入れを通じて市場に資金を供給する経済刺激策。FRBは6年間で3回の量的緩和を行い、総額3兆5000億ドル(約380兆円)を買い入れた。

 ただし、FRBの金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)は量的緩和終了後も、金利を年0~0.25%とする事実上のゼロ金利政策は「相当の期間」維持することを確約。2015年半ばより前のゼロ金利解除は行わない見通しとの従来のタイムテーブルを維持した。

 連邦準備理事会は6年に及んだ危機対応を終わらせ、政策を「正常化」させることになる。(c)AFP