【10月30日 AFP】シンガポールの競泳界に現れた新星ジョセフ・スクーリング(Joseph Schooling)が、韓国で開催された第17回アジア競技大会(17th Asian GamesAsiad)の期間中、夜間に外出したとして警告書を受け取ることになった。

 バタフライの金メダリストである19歳のスクーリングは、その他2人のチームメートと並んで、許可なしに外出したことをとがめられた。

 シンガポールオリンピック評議会(Singapore National Olympic Council)は声明で、3選手が「無許可で選手村を抜け出したことで、大規模な大会における選手と関係者の行動規範を犯した」ことを調査委員会が確認したと述べた。

「問題の行動について、警告書が全員に送付されます」

 スクーリングは、アジア大会の男子100メートルバタフライで51秒76の大会新記録をマーク、銀メダルと銅メダルも1つずつ獲得した。

 シンガポール国民は、次の五輪チャンピオン候補について、同情すべき事情を考慮してほしいとしている。(c)AFP