【10月27日 AFP】14-15フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ開幕戦、スケート・アメリカ(Skate America 2014)は26日、米イリノイ(Illinois)州ホフマンエステーツ(Hoffman Estates)のシアーズ・センター・アリーナ(Sears Centre Arena)でペア・フリースケーティング(FS)が行われ、ロシアの川口悠子(Yuko Kawaguchi)/アレクサンドル・スミルノフ(Alexander Smirnov)組が合計209.16点を記録し、通算6勝目を飾った。

 4回転スロージャンプを成功させた川口/スミルノフ組はFSで自己最高の140.0点を挙げ、初めてスケート・アメリカのタイトルを手にした。

 川口は「スケートすることを愛しているのが(現役を続ける)モチベーションです。手にしたいものをすべて手に入れてないので、まだ滑り続けているんです。パートナーがけがをすることがあって、それで大会に出られないことも多かったですね。たぶんそれが理由だと思います」とコメントした。

 スミルノフは昨季、膝を負傷して大会出場がかなわず、ペアはソチ冬季五輪を欠場した。

 米国のへイヴン・デニー(Haven Denney)/ブランドン・フレイジャー(Brandon Frazier)組が合計183.84点で2位、中国の彭程(Cheng Peng、チェン・ペン)/張昊(Zhang Hao、ツァン・ハオ)組が182.43点で3位に続いた。(c)AFP