印企業、従業員1200人にご褒美 ランボルギーニなど
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【10月22日 AFP】ヒンズー教の光の祝祭「ディワリ(Diwali)」直前の19日、グジャラート(Gujarat)州スーラト(Surat)の「気前の良い企業主」が、会社への忠誠心の見返りとして、従業員1200人に新車やアパートの敷金、宝飾品などをプレゼントした。中には、伊高級車ランボルギーニ(Lamborghini)もあった。
これは、ハリ・クリシュナ・エクスポーツ(Hari Krishna Exports)社が実施しているロイヤルティー(忠誠心)プログラムの一環で、従業員のパートナーらにも贈られたものも含めると、その総額は500億ルピー(約873億円)に上ったという。
同社のSavjibhai Dholakia会長はAFPの取材に、「長年にわたり会社の発展に貢献した社員に報酬を与えた」とコメントしている。
「ディワリ」の期間中、インドでは多くの企業主が従業員らへにプレゼントを贈る。最も一般的なものは、箱入りの菓子などだ。
同社のプログラムは5年前から実施されており、従業員は25項目の基準でポイントを獲得するシステムになっている。
「アパートを従業員207人に、自動車を491人に、また宝飾品を500人にプレゼントした」
配偶者も会社の発展に間接的に貢献しているとの理由から、従業員の妻たちには最高5860ドル(約63万円)相当の宝石がそれぞれ贈られた。
ハリ・クリシュナ・エクスポーツは、世界75か国にダイヤモンドを輸出している。(c)AFP